インド・モバイルバンキング調査レポート2012

対象国:
インド

インド・モバイルバンキング調査レポート2012

本レポートでは、日本では入手困難なインドの携帯電話やモバイルバンキングの市場情報とともに、現地で活躍する企業を独自に調査した情報を含んでいます。またインドにおけるモバイルバンキングの仕組みも詳細に及んでおり、今後絶対に無視できないインドのモバイル市場を十分に描き出しています。

目次 1.モバイルバンキング業界概要
2.インドモバイルビジネス動向
3.インドの国内における携帯キャリア別シェア
4.インドにおけるモバイルバンク利用の流れ
[参考]業界データ
総ページ数 58ページ
調査期間 2011年4月〜2012年8月
価格 105,000円(税込み)

インドの携帯電話市場

インドにおける携帯電話市場は、好調な経済所得の向上によって劇的な拡大を見せている。携帯電話加入者数は2,000年では3,600万人に満たなかったが、2011年現在では8億9,300万人に上っており、この10年で実に25倍にも膨れ上がっている。都市圏では携帯電話普及率は100%を超え、完全に浸透したと考えられており、12億といわれるインドの人口の70%程度を占めるといわれる農村部へと焦点が移りつつある。2011年には携帯電話の保有者数においての農村部が都市部を上回ったとされるが、依然として普及率は低い。また顧客層としては、20~30代などの若年層が中心であり、中流階級以上の人々の間ではモバイルバンキングのみならず、様々な付加価値サービスが発生してきている。また、3G(第3世代の)携帯による高速通信の普及や、スマートフォンの登場は、市場の幅を増加させ、活気を与えるものとして期待できる。

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